レーザー脱毛:脱毛クリームの使い方

レーザー脱毛

毎日のムダ毛処理に涙ぐましい努力をしている世の女性の皆さん、永久脱毛という言葉にとっても魅かれませんか?
今では永久脱毛ができると謳った脱毛クリームやローションなどが発売されて、家庭でも手軽に永久脱毛が可能になったかのように捉えられがちです。
しかし本当は家庭で永久脱毛を行なうことは大変難しいでしょう。
脱毛クリームに抑毛剤が含まれているものもありますが、これも使い続けてみないと効果がわからない、そして目に見えた効果を実感することはとても難しいのです。

本当に半永久的に毛を生やしたくないのなら、医療脱毛という方法があります。
これにはおもにレーザーによる脱毛と、電気(針)を使用した脱毛の方法があります。
ここでは、レーザー脱毛について、お話したいと思います。

レーザー脱毛は、黒色に反応するレーザーを肌に当て、毛穴の中の毛根を破壊して成長を止めてしまう方法です。
一度に広い範囲の脱毛ができるため、両脇の下でも10分くらいで処理できます。
レーザー照射時は「輪ゴムでパチンとはじいたような」感覚がある、とよく言われます。
黒い色に反応するため、過度の日焼けをした状態の肌には施術できないこともあります。

レーザー脱毛は一度できれいになるのではなくて、半年から1年くらいかけて、2〜3ヶ月に1回ずつ受けていくうちに段々毛が目立たなくなっていきます。
肌の表面に出ている毛を一度処理し終えても、休止期で肌の中で眠っている毛がまた生えてきてそれも処理して・・・と、毛のサイクルに合わせて処理を続けることが必要になります。

レーザー脱毛の現状

脱毛クリームやかみそりでのムダ毛処理は、手軽にできることが魅力ですが、効果が長持ちしないのが難点です。
毎日「肌が傷んでるなぁ」と感じながら自己処理を続けている人にとって、永久脱毛という言葉がとても魅力的に感じますよね。

半永久的に脱毛ができると言われているレーザー脱毛。
早くて安くて痛くない、そして永久的に生えてこない、とさかんに宣伝をしているエステティックサロンもあります。
(実際のエステティックサロンでは、レーザー脱毛ではなく波長の幅が広い光脱毛を行なっているところの方が多いようですが)
確かに技術者が上手に行なえば、短時間で広範囲の脱毛を受けることができますが、反面、価格競争が激しくなって安さ、早さにともなうトラブルも発生しているようです。
施術者の技術が未熟なために、脱毛後の肌がやけどのようになり、シミが残ったというケースや、逆にやけどを避けるために出力を弱くして毛が減らないというケースもあります。

トラブルを避けるには、エステティックサロンでの説明をよく聞いて、デメリットまでしっかり教えてもらってください。
また、始めから広範囲の契約をするのではなく、狭い範囲から少しずつ施術が受けられるよう配慮してくれるところがよいでしょう。

トラブルの話ばかり聞いていると、自分で家で地道に自己処理した方がいいわ、と思われる人もいることでしょう。
しかし、信頼できるところで施術を受けることができれば、確実に毛は減ってくることと思います。
脱毛クリームを買って短いサイクルで処理し続けることを思えば、最終的な費用もそう大きな差はないかもしれません。