パパイン:脱毛クリームの使い方

パパインの作用

多くの女性が日々のお手入れに悩んでいるのが、ムダ毛の処理でしょう。
早ければ中学生の頃からムダ毛の処理を始め、長い人生をムダ毛とともに悩みながら歩んでいくことになるのです。
かみそりで剃ったり、毛抜きで1本1本地道に抜いたり、お手頃な脱毛クリームなどを買って試したり、若い頃はレーザー脱毛とかそんな高額な方法はもちろん考えられません。
若い分、肌も元気ですから、多少皮膚に負担のかかる処理法でも、それほど大きな肌トラブルを引き起こすことなく済んでしまいます。
しかし、それが積もり積もって炎症やシミとなって残り、年をとってから後悔しないよう、肌に優しい処理法を選んでほしいと思います。

脱毛クリームなどを選ぶときは、価格だけでなく、一応成分にも目を通すとよいでしょう。
脱毛クリームや抑毛剤によく含まれている成分にパパインというものがあります。
名前から、パパイヤの果実から抽出した成分かな、ということは想像がつきますね。
よくパパインを含んだ洗顔料なども発売しています。
このパパインには、どんな作用があるのでしょうか。

パパイヤに含まれるタンパク質分解酵素のことをパパインと呼びます。
しかし黄色く熟れたパパイヤの果実には含まれず、まだ未熟な青パパイヤに多く含まれている成分です。
タンパク質分解酵素には、肌の汚れを落とす効果や脱毛にも効果があると言われ、洗顔料や脱毛剤などの商品にもよく含まれています。
また、脂肪を分解する力もあるため、悪玉コレステロールや血液中の老廃物などを分解し、排出する作用も持っています。
ビタミンCも多く含むことから、美肌効果も期待されています。

脱毛クリームやその他スキンケア商品を選ぶ際に、成分にパパインが含まれていたらちょっと思い出してみてくださいね。