放置時間:脱毛クリームの使い方

放置時間の厳守

露出の多くなる季節に向けて、悩みの一つとなる手足のムダ毛。
多くの女性がいろいろな方法で自己処理をしています。
かみそりで剃ったり、毛抜きで抜いたり、エステや医療機関でレーザー脱毛を受けたり・・・
中でも脱毛クリームは手軽で痛みもなく、即効的にきれいにムダ毛がなくなるので人気の処理方法となっています。

しかし、かみそりや毛抜きでの処理に比べて脱毛クリームは痛みもなく皮膚への負担が少ないとは言え、毛を溶かすほどの薬剤を使用するわけですから、注意も必要です。
脱毛クリームは、人間の毛の主成分であるタンパク質を溶かして除毛するものです。
ムダ毛の部分にクリームを塗って放置しておくと、毛が縮れながら溶けていくので、効果が目に見えて興味深いものです。
しかし皮膚表面の組織にもタンパク質は含まれているので、毛を溶かすと同時に皮膚も少なからず溶けているのです。
脱毛クリームで除毛した後は、肌がつるつるしているのはそのためとも言われます。

毛穴の奥の方の毛まで溶かしたい、と長時間クリームを塗ったままにしておくと、肌に大変な負担を強いることになります。
抑毛効果のある成分を含んでいる商品もあり、それらは毛根まで薬液を浸透させることで毛の成長を抑えることができるのですが、どのタイプにしても規定の放置時間は守るようにしてください。

せっかくムダ毛をきれいになくすことができても、ベースとなる肌がかぶれたり荒れてしまってはがっかりですからね。